話し合いのスキル
『話し合いの作法』を読んでいます。まだ1章しか読み終わってませんが、ここまでで印象に残ったことを自分のなりの解釈で振り返ってみます。
・なぜ話し合いのスキルがこれから日本人にとって大事なのか
→高度成長期はみんな同じものを欲しがった。つまり、正解が分かりやすかった。今はみんなと違うものを人は欲しがる。つまり、何が売れるのかというはっきりした正解がない中で、正解を探さなければならない。一人では難しいのでみんなで知恵を出し合うために話し合いのスキルが必要。
・もともと日本人も多様
日本人の価値観が多様になっている。ただ、それは同調性の強い社会の中で顕在化しずらかった日本人の多様性が顕在化しただけ。多様性の壁を乗り越えるためにも話し合いのスキルは重要。
・民主主義を守るために話し合いのスキルが重要
→世界で権威主義的な政権が政治の実家を握る大国の台頭など民主主義の危機が起きている。世界ほどではないにしろ、日本の政治の世界でコミュニケーションの軽視といった民主主義の危機が起こっている。話し合いのスキルを身に付けることは、民主主義を守ることにつながる。
読んでいて『子ども達に民主主義を教えよう』の内容を思い出しました。引き続き読み進めてみます。