学ぶ楽しさ
学校&教育UPDATE Groupの「やってよかった!魅力ある校内研修推進講座」に参加しました。講演を聞いたり、ブレイクアウトルームでディスカッションしたりするなかで感じたことをいくつか。
■いかに参加したいと思ってもらうか
校内研修に教員全員が参加しなきゃいけない、と思うと苦しくなる。いかに参加したいな、と思わせる雰囲気を作っていくか。職員室で授業での子どもたちの姿を楽しそうに先生方が話すとか、仕組みも大事かもしれませんが、そういう文化が大事なのかもと思いました。
■普段の授業を見てもらう
ある先生のお話を聞いていて、これはすごいことだけど、本質なんじゃないかと思って、感動したことがありました。その先生は、普段の授業を見にいって、困ってることがあれば相談を受け、アドバイスするという役割を校内で担っている、ということでした。これって、特に経験年数の若い先生にとってはとても心強いですよね。その学校の初任者の先生は、楽しそうに仕事をしているそうです。これが、どの学校でもできれば、若い先生がつぶれて学校を去る、ということも少なくなるのではないかと思いました。同時に、これをするには、教員の余裕が必要で、学校が今やってることの取捨選択がやっぱり必要なのでは、と思います。
結局、大人の学びも、子どもの学びも、「学ぶ楽しさ」を感じられるという当たり前のことが大事、という点で一緒なのかなと感じました。